前田公彦 税理士事務所

 我が家のネコ

 我輩等は前田家に長くいそろうを決め込んでいる3匹のオスネコ達である。素性も、毛色も、性格もそれぞれ違うので、自己紹介から始めよう。まず、長男の「トリ」から紹介することにしょう。

我輩の名前は、何故だか「
とり」と呼ばれているが、その名前の謂れは知らない。我が家には、パラサイトでネコめずる独身の姫君がいて、食事をはじめ、いろいろと必要なものは、インタネット・ショッピングで取り寄せてくれる。居心地が良いので、もうかれこれ17年も前田家に居候している。素性は聞くところによると、誰かに捨てられていたところを拾われたらしい。それだから、本当の親は知らない。毛色はほぼ全身が黒い毛で覆われており、腹の辺りは,白い毛が生えている。若い頃はいたずらばかりしていたらしく、便所にあるトイレットペーパーを噛みちぎるのが得意であった。家中のいたるところに爪で引っかいたところが多く、障子やふすまは破れたままになっている。最近は年のせいか、喧嘩は苦手で、他家のネコが近づくと、急いで逃げることにしている。他の兄弟とちがって、我が家の家族と遊ぶのが趣味である。
【謹告】3匹の中で長老であった「とり」は、誠に遺憾ながら平成21年12月12日午後11時頃に急に呼吸困難となり、かかりつけの動物病院に急遽搬送されたが、心筋症であっけなく生涯を閉じることになりました。あまりにも当然のことで、前田家の家族は、悲しみに呆然となってしまったようです。合掌

 次は、次男の我輩で、名前は「
」と呼ばれる。多分、全身の毛の色が茶であることから名付けられたらしい。素性は良くわからないが、捨てられていたところを、やはり我が家の姫君にもらわれたらしい。体は小さいが喧嘩は強く、いつも兄弟の中で、一番、居心地の良い場所を占領している。我が家の主人が座る場所は、流石に我輩にとっても居心地が良い。ついうっかりと、我が家の主人の座る場所を占領していたりすると、そこどけとばかり追い出されてしまう。余り主人からは好かれていないようだ。
【謹告】平成24年に、惜しまれつつ永眠しました。

 最後に登場するのは三男の我輩である。聞くところによると北米系のメインクーンで、名前は「
リンリン」と呼ばれている。体重は6kgもあって子犬ほどの図体をしていている。首に鈴を付けられたまま、以前の飼い主に捨てられて、冬の寒い日に仲間のいる前田家の周りを「リンリン」と鈴の音を鳴らしながら、家の周りをうろうろしていたら、前田家の奥様と偶然に視線が合った。それが縁となって、家の中に入れてもらうことになった。我輩はケンネルショップで買えば、20万円はするといわれるネコの貴族に属するが、どうして我輩が捨てられたのか理由は皆目わからない。今はしっかり、我が物顔で、前田家を拠点として、広い行動半径でマイペースで暮らしている。この家の主人は、どういうわけか我輩をかわいがってくれているようなので、主人が外出するときは、門柱の上から、出迎えたりして愛想を振舞うことにしているが、我輩をなぜなぜするときは、意識的に首を主人の方に突き出しているが、何だか気持ちが悪いので、すぐ後に首をブルンと震わせて、本当はいやなんだという態度をとっている。
【謹告】平成30年6月に惜しまれつつ永眠しました。

 
12年もの間、猫(りんりん)と一緒に暮らして来ましたが、急にいなくなってしまうと、飼い主の方が、いわゆるペットロス症候群になってしまいました。世話は大変ですが、またまた保護されている猫を譲渡会を通じて7月15日に我が家の猫として貰い受けることにしました。5歳位のメスの三毛猫です。名前は「ミミ」といいます。猫にしてみれば、突然、見知らぬ人間に拉致されたようなものでしょう。1両日は、大変怯えて、ゲージから飛び出すと、タンスの裏やピアノの裏に潜んで出てきません。猫がこんなに警戒心が強い動物とは思いもしませんでした。子猫とは全く扱い方が異なります。3日目からは、名前を呼ぶと、可愛い声で「ニヤー」とその都度、返事を返してくるようになりました。
まだまだ、ゲージの中での生活が続きます。今後、どうなるかは予測ができない情況です。

  
保護ネコの「ミミ」は、1ヶ月のうち、これまで2回も家出をしてしまいました。今までの環境と異なり、まるで北朝鮮に拉致されたように思ったことでしょう。現在も未だ家に戻っていません。           


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